「A Chant For Bu / Mickey Bass」のコード分析
こんにちは。
初めてのブログ投稿です。
今日は好きな音楽のコード分析をしてみようと思う。
目的はコード分析の練習のため。
最初に経緯を少し話しておくと、
私は元々エレキベースを10年くらい弾いていた身であり、主にファンクやブルース等を好んで演奏してきた。
最近は色々な事情でステージに立って演奏する機会は減ってしまったが、その代わりに自宅で作曲をちょこちょこしている。
それまで演奏してきたファンクやブルースはコードの変化が少なく、ソロもずっと同じキーで取れるため、私は曲の「コード」には無関心であり、もっぱらステージで映える「リズム」や「グルーヴ」と言われるものを極めたいと思ってきた。
しかし作曲をするようになると、コードの知識が必要となり、コードにも興味が出てきた。
そうなると、歴史の中で様々なコード進行を開拓し、自分が親しんだブルースとも仲の良いジャズを理解し、演奏したいと思うようになったのである。
とりあえずこんな感じ。
今までの経緯などは追々話していくことになるかな。
早速分析に入る。
曲はこれ。
「A Chant for bu / Mickey Bass」
A Tribe Called Questが Excursionsという曲でサンプリングしていて知った曲だ。
6/4拍子のリフでひたすら前進していくベース、上物ばりに叩きまくるアートブレイキーのドラム、攻撃的?なテーマのメロディ、そして何気にギターソロの時のギターの音色がめちゃくちゃ気持ちいい。
気分が高揚する感じの曲だけど、曲のタイトルの意味はなんなんだろう。
さて、コード分析だが、コード進行は以下である。
(楽譜の載せ方がわからないのでメモ帳のスクショ、、、)
以下解説の度数はキーFマイナーでの表記とする。
まずイントロとループの初めのFm7/G♭7はⅠm7とⅡ♭7(Ⅴ7の裏コード)の関係でトニックとドミナントの繰り返し。
7小節目のGm7♭5はⅡm7♭5でダイアトニックコード(なんでここにこのコードが来るのかは分からない、、、)、
8小節目から順番にコードを追うと、
E♭7はⅦ7 でダイアトニックコード、
G♭7はC7の代理コード、
D♭△7は♭Ⅵ△7でサブドミナント、
Cm7はⅤm7でドミナント、
最後にFm7でトニックに解決、
という感じだろうか。
(正直全然自信がない)
コードから感じ取れる感想で言えば、個人的に一番好きなのは、9小節目から16小節目までの長い間セブンスコードでの緊張感が続いた後の17小節目「D♭△7」からの開放感のカタルシスだろうか。すごく美しく感じる。
今日の分析はとりあえずこんな感じかな。
合っているかは分からないけど、それぞれのコードの役割を分析するにあたり、いちいちネットで「○○(度数)m7」などで検索していたのでかなり時間がかかってしまったが、様々な周辺知識が得られたので楽しかった。
もっと色々な曲の分析をしていくことで、もっと短時間で分析できるようになっていきたい。
(コード分析の間違い、譜面の載せ方等、アドバイス頂けると幸いです。)
以上